[ SPECIAL EXHIBITION · 1988-1995 ]
16ビット戦争
これは単なるスペック競争ではなかった。メガドライブはスピード、アーケード感、攻撃的な広告で任天堂の独占に切り込み、スーパーファミコンは色彩、音、RPG、サードパーティの厚みで主流を取り戻した。
スーパーファミコン
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メガドライブ / Genesis
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速度 vs. 表現力
メガドライブの Motorola 68000 はアクションゲームをセガのアーケード的なテンポへ近づけた。一方 SFC は Mode 7、色彩、Sony SPC700 音源で演出と音楽の層を広げた。
広告が武器になった
Genesis Does What Nintendon’t は、ゲーム機戦争をスペック表からブランド人格へ移した。Sega of America は任天堂の子供向けイメージを攻撃し、家庭用ゲーム機に反抗的な若者感を与えた。
サードパーティと地域差
日本では Square、Enix を中心とする RPG 陣営が SFC に厚く、北米と欧州では Genesis がスポーツ、アクション、アーケード移植、成熟した広告で勝ち場を作った。
この戦争が残したものは勝敗ではない。性能、独占ソフト、ブランド人格、地域戦略、サードパーティ関係を同時に扱う現代的な主機競争の文法だった。